きょうの料理レシピ
なすと牛肉のトマト煮込み
なすの生産が盛んなイランの代表的な家庭料理で、なすのヘタまで食べられる一品。羊の肉でつくるのが一般的ですが、牛肉でもおいしくできます。バターを添えたサフランライスと一緒にいただくのが定番です。
写真: 野口 健志
エネルギー
/330 kcal
*1人分
塩分/1 g
*1人分
調理時間
/40分
材料
(3~4人分)
- ・なす 4~5コ(450g)
- *色が濃く、細長いものがおすすめ。
- ・牛もも肉 (塊) 300g
- *赤身と脂が程よくあるものがよい。
- ・たまねぎ (大) 1コ(300g)
- ・トマトの水煮 (缶詰/カットタイプ) 1缶(400g)
- ・トマトペースト 1袋(18g)
- ・ターメリック 小さじ1
- ・レモン汁 大さじ2
- ・ミント 適宜
- ・オリーブ油
- ・黒こしょう (粗びき)
- ・塩
- ・サラダ油
つくり方
1
たまねぎは粗みじん切りにする。牛肉は2~3cm角に切る。
2
鍋にオリーブ油大さじ1+1/2を強火で熱し、たまねぎを炒める。きつね色になってきたら弱火にし、ターメリックを加えて混ぜ、牛肉、黒こしょう少々を加えて炒める。肉の色が変わったら具材を片側に寄せ、あいたところにトマトペーストを加えて軽く温める。全体を混ぜ、トマトの水煮を加える。あいた缶に水1缶分を入れて鍋に加える。中火にし、塩小さじ1/2、黒こしょう少々で味を調える。ふたをして15分間ほど煮込む。
3
なすはヘタを残して皮をむき、縦に3~4本切り込みを入れる。フライパンにサラダ油を1cm深さまで入れて中火で熱し、なすを8~9分間、上下を返しながら柔らかくなるまで揚げ焼きにする(油はねに注意)。途中、焼き色がついてきたらなすに塩少々をふる。
4
2の鍋になすを加え、形がくずれないようにやさしく沈める。10分間ほど煮込み、食べる直前にレモン汁を加えて混ぜる。器に盛り、あればミントをあしらう。
! ポイント
長く煮込むほどうまみが出る。時間があるときは40分間以上煮るとおいしさ倍増。
きょうの料理レシピ
2023/03/10
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このレシピをつくった人
サヘル・ローズさん
イラン生まれ。7歳までイランの児童養護施設で過ごし、8歳で養母とともに来日、高校生のときから芸能活動を始める。映画や舞台、テレビ番組などで幅広く活躍。また、国際人権NGOで親善大使を務めるなどの活動が評価され、2020年にアメリカで人権活動家賞を受賞。現在も公私にわたり子どもたちの支援活動を行っている。
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